全天で一番大きい球状星団はオメガ星団ですが、全天一の美しさはこのNGC104に思います。1年前の自分は、その見え味をどう評価したのか?当時のブログを読んでみたら、、、

「おおおおおおおすごいです。オメガと比較して中心部の密度がものすごく、上品な感じがします。」

って書いてありました。
そうなんですよね、中心の密度やばいんですよ。星が、ぱらぱらぱらぱらぎゅ!みたいな。中心に具がぎゅっと詰まっているおにぎりのような感じですかね。

 ところで。超脱線ですが、皆さんはどんなおにぎりが好きですか?
 端っこまで具がたっぷりが良い!とされがちな気がしますが、個人的には具はある程度まとまって中心にあった方が好きです。ご飯(お米)だけの部分が結構好きなんですよね。白米というかお米大好き🥰完全なるご飯党です😆

 ということで、作品をどうぞ!

きょしちょう座47
 NGC104(きょしちょう座47)
 撮影日  :2023/8/21 01:56~
 撮影地  :Ballandean, Queensland, Australia Twinstar Guesthouse & Observatory
 撮影鏡筒 :FC-100DZ+FC/FSマルチフラットナー1.04×
       合成 F8.2 820mm
 架台   :AM5赤道儀
 ガイド  :QHY ミニガイドスコープ / ZWO ASI290MC / ZWO ASIAIRPlus
 カメラ  :ZWO ASI6200MC Pro 冷却-15℃ gain100
 フィルター:なし
 露光時間 : 1分×50 5秒×10
       合計50分50秒
 画像処理 :
 SI9(ダーク・フラット補正)
 ↓
 PI(WBPP、ABE、SXT、BXT、星をスクリーンで合成)
 ↓
 FAP(飽和復元、対数現像)
 ↓
 PhotoshopCC(強調処理、CameraRawfilter、NXT)​


 思ったよりいい感じに仕上がってビックリです。

 実はこの画像も小マゼランSAOと同様、昨年は画像処理がうまくいかず諦めていたものでした。今年はステラ9で共通ダークフラット補正をして、そのあとPIでWBPPをかけたらうまくいきました。いつも通りやったらうまくいったので、逆に、なぜ昨年うまくいかなかったのかがよくわからないのですが、、、(^_^;) おそらく昨年はPIのレジストレーションの設定が悪く、うまくいかなかったのかもしれないです。長めの焦点だとでデフォルトでは位置合わせがうまくいかないことを昨年はよく知りませんでした。
 なんにせよ、昨年より画像処理技術が上がっているような気がすることはとても嬉しいことです。星ナビに出しましたが、結果はどうかな?
おわります!